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岩本工業のよもやま話~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~

皆さんこんにちは

株式会社岩本工業の更新担当の中西です。

 

~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~

 

トンネル工事は、多くの作業員と技術者が協力して進める仕事です。

掘削。

支保。

資材運搬。

設備。

測量。

覆工。

それぞれの役割がつながることで、一本のトンネルが少しずつ完成していきます。

だからこそ大切になるのが「引き継ぎ」です。✅

トンネル坑内では、前の担当者が見た状態と、次の担当者が見る状態が変わっていることもあります。

どこまで施工したのか。

何に注意するのか。

どんな変化があったのか。

正確に伝えることが、安全と品質につながります。

まずは現在の進捗を共有する

次の班や担当者が入るときには、

掘削はどこまで進んだのか。

現在どの工程なのか。

どこが作業中なのか。

伝えます。✅

現場へ来たスタッフが、

たぶんここからだろう。

と判断する状態をつくらないことが大切です。

現在地と作業状況を明確にすることが、良い引き継ぎの基本です。

地山の変化を必ず伝える

トンネル工事では、地山の状態が重要です。

前までは安定していた。

少し状態が変わってきた。

水が出始めた。

施工中に気づいたことを次の担当者へ伝えます。⚠

小さな変化でも、

次の作業に影響するかもしれない。

という意識を持つことが大切です。✅

現場で得た情報を自分だけで止めないようにします。

水の状態を引き継ぐ

坑内で、

どこから水が出ているのか。

量は増えているのか。

排水設備は問題なく動いているか。

情報を共有します。☔

前の班では少量だったものが、時間の経過で変化する場合もあります。

水に関する情報は、坑内環境を安全に保つためにも重要です。

支保の状態を確認する

掘削後に行った支保についても、

どこまで施工済みなのか。

まだ作業途中なのか。

確認します。

見た目では完了しているように見えても、作業が残っている場合があります。

「完成していると思った」

という思い込みをなくすためにも、状態を明確に引き継ぎます。✅

機械の稼働状況

トンネル工事では、多くの機械を使用します。⚙

現在どの機械を使っているのか。

どこに停めているのか。

不具合や違和感はなかったか。

次の担当者へ伝えます。

特に、

異音がした。

動きが少し違った。

そんな情報は小さなことでも共有します。⚠

安全に使用できる状態か確認することが大切です。

工具や設備の状態も伝える

機械だけではなく、

電源設備。

照明。

換気設備。

排水設備。

坑内の作業環境を支える設備があります。

いつもと違う。

一部確認が必要。

気づいた場合には引き継ぎます。✅

「誰かが見るだろう」

ではなく、気づいた人が伝えることが重要です。

換気状況の共有

トンネル坑内で安全に作業するためには換気が重要です。

設備の運転状況。

作業場所の環境。

何か変化がなかったか。

共有します。⚙

次の担当者が同じ確認を一からやり直すのではなく、前の情報を受け取り、そのうえで現在の状態を確認します。

資材の状況

工事には多くの資材が必要です。

残りはどのくらいあるか。

次の作業分は準備されているか。

どこに置いているか。

資材情報も引き継ぎます。✅

必要なものが現場にないと、作業が止まります。

逆に資材を置きすぎると、坑内の通行や作業スペースへ影響する場合があります。

整理された状態を維持することが大切です。

車両の動きも共有する

トンネル坑内では、

資材搬入。

土砂搬出。

作業車両。

さまざまな車両が移動する場合があります。

どの時間に車両が来るのか。

どこを通るのか。

作業員へ共有します。✅

人と機械が同じ空間で働くからこそ、動線の把握が重要です。

測量情報を正確につなぐ

トンネルは、予定された方向や高さに正確に施工する必要があります。

そのため測量情報も非常に重要です。

どこを基準にしているのか。

どこまで確認済みなのか。

変更はあったのか。

曖昧な情報ではいけません。✅

次の工程が正しく進められるように、必要な情報を正確に伝えます。

作業途中の場所を明確にする

途中まで施工した。

仮の状態。

まだ固定していない。

そんな場所がある場合には必ず伝えます。⚠

完成しているように見えても、

まだ触らないでください。

という状態があります。

現場を次の人へ渡すときには、完了と未完了を分かりやすくすることが重要です。✅

天候の影響も共有する

トンネル坑内は地下ですが、地上の天候がまったく関係ないわけではありません。

大雨。☔

周辺環境。

坑口付近。

排水状況へ影響することがあります。

雨が強くなっている。

水量に変化がある。

そんな情報も共有します。

特に天候が悪い日は、小さな変化を見逃さないことが重要です。

他の工種との連携

トンネル工事では、複数の工程が続いています。

自分たちの作業が終わらなければ次が始められない。

反対に、次工程を考えて施工する必要がある。

どこまで終われば次へ渡せるのか。

確認します。✅

「自分の作業だけ終わればいい」

ではなく、現場全体を考えて動くことが大切です。

ヒヤリとした経験を共有する

機械との距離が近かった。

足元で滑りそうになった。

資材が不安定だった。

事故にはならなかったことにも、大切な情報があります。⚠

今回は大丈夫だった。

で終わらせず、

何が原因だったのか。

次はどうするか。

共有することで、同じ危険を繰り返しにくくなります。✅

新人へは“理由”まで伝える

新人スタッフには、

ここでは待つ。

この場所に入らない。

この順番で作業する。

ルールを教えます。

しかし、

なぜそうするのか。

まで伝えることが重要です。

理由が分かれば、状況が少し変わったときにも、自分で安全を考えられるようになります。✅

ベテランの気づきを言葉にする

経験豊富なスタッフは、

いつもと音が違う。

地山の雰囲気が変わった。

機械の動きが少し違う。

経験から気づくことがあります。

しかし、

経験すれば分かる。

だけでは次の世代へ残りません。

何を見たのか。

なぜ注意したのか。

できるだけ言葉にして伝えることが大切です。✅

引き継ぎは“坑内の安全”を次の人へ渡す仕事

トンネル工事では、日々少しずつ現場の姿が変化します。

昨日なかったものがある。

昨日通れた場所で作業している。

地山や水の状態が変わる。

だからこそ引き継ぎは非常に重要です。⭐

良い引き継ぎとは、

作業内容を報告すること。

だけではありません。

次に働く人が、安全に迷わず仕事を始められる状態をつくることです。

これからも一つひとつの情報共有と声掛けを大切にし、チーム全体で安全と品質を守るトンネル工事を続けていきたいと思います。✨